サイトを作成する前に、まず行うSEO

実店舗を出すなら、物件調査

例えば、何かのお店を出す場合、物件を決めるにあたって、
物件の前の人通りを数えたり、客層を見て自分のお店に相応しい土地柄かどうか見極めたり、
競合となる店舗はないかなど、物件調査を行うと思います。

Webサイトを作ったのに閲覧者がいない、ということにならないためには、
Webサイトを作る前の調査が非常に重要になります。これは、実店舗を出すのと同じです。
どんなに良い商品があり、ニーズがあってもお店に来てもらえなければ意味がないのと同じことです。

Webサイト作成なら、キーワード調査

Webにおける物件とは何でしょうか。それはキーワードです。
Webには、物理的な距離というものはありません。検索結果で並んだお店の所在地が、沖縄と北海道ということもありえます。
しかし、何かを探したいとき、その何かに名前を付けるまでの時間は存在します。
その名前にたどり着くまでにかかる時間がWebでいうところの「距離」になります。
そして、その「距離」が近いほどユーザーは先にたどり着くことになり、
「距離」が遠いWebサイトほどユーザーとの出会いの機会を失うことになります。
そして、そのキーワードの値段もやはり、実店舗を出店するのと同じで、
人が集まるキーワードで検索結果上位を得るには、大きなコストが必要になります。

以上の説明は、厳密にはWebではなく、検索エンジン(Webデータベース)の話ですが、
Webの起点トラフィックの大多数が検索エンジンによるものである以上、上記の議論が成り立ちます。
そして、この「キーワードの選定」が、SEO(検索エンジン最適化)、
つまり、「検索エンジンにWebサイトを最適化して多くのトラフィックを獲得すること」の出発点になります。

キーワード選定の流れ

では、実際にどのようにキーワードの選定を行えば良いでしょうか。
1.Webサイトのユーザーを想定する。
2.ユーザーがWebサイトを検索するときに用いるキーワードを想定する。
3.キーワードのトラフィックと競合度をチェックする。
4.キーワードのトラフィックと競合度からWebサイトへのトラフィックを想定する。
の順番に考えると良いです。

「3.キーワードのトラフィックと競合度をチェックする。」は、Googleのキーワードプランナーで行うことができます。
キーワードプランナーは、Googleにアカウントを登録すれば無料で使えるツールで、AdWordという広告配信サービスの中で提供されています。本来の目的は、自分のWebサイトへユーザーを誘導する広告をGoogleに配信する際に、そのキーワードの選定と見積りを助けるためのツールです。そのためキーワードのトラフィックや競合度がある程度の精度で公開されています。お金を払って広告を出すか、コンテンツを作って検索結果に載るかの違いであって、サイト作成時のキーワード選定に使うことのできる重要なツールです。
キーワードプランナーである程度の目星を付けたあとは、実際にそのキーワードを検索してみて、競合するサイトがどの程度の実力かを調査して、そのキーワードに挑戦するかを決めます。

具体的なキーワードの選定には、経験とコツがあります。競合するサイトの調査の仕方を含め、改めて解説したいと思います。